2015年6月1日月曜日

ニューヨーク州司法試験受験生に一言

アメリカのほとんどの州では司法試験の日程のうちの1日をMBE (Multi-state Bar Exam)という択一試験を取り入れている。午前3時間で100問、午後3時間で100問の合計200問を解く、択一試験である。

ニューヨーク州の司法試験を受験する人に、アドバイスを聞かれるといつも推薦している勉強方法がある。
それは、少なくとも試験の当日の2か月前から、前々日まで、このMBEの問題を毎日必ず、少なくとも30問できれば50問解いて、解説を読むことである。一日たりとも休むことなく、必ず毎日続けることである。そうすれば、頭が択一試験の頭になり、試験の当日までには、択一試験では、論文試験での点数不足を補える程度の点数をとれるようになり、司法試験合格すると。

このアドバイスをもう既に何人もの人にしたが、毎日択一問題を解き続けた人は合格し、さぼった人は合格していないようだ。

たった一言のアドバイスであるが、かなり効き目があるようだ。